2014年10月30日木曜日

vol.13 老いも若きも障がい者も健常者も、ピッチで1つに

豪田ヨシオ部の記念すべき初イベントとして昨年実施した「ごちゃまぜフットサルフェスタ」が、ついに第2回目の開催となりました大型台風に邪魔されることもなく、スポーツの秋を皆で満喫した1日も、そろそろ暮れようとしています。大声を出して盛り上がったり、ニコニコ笑う顔が並ぶ中、なんとなんとフットサルコートのすみっこで西園寺が泣いています。 しかも、冷静さが売りの彼女らしからぬ号泣……。

うぇーん、うぇーん! ……チーン……うぇーん!
「こらこら、泣くならもっと地味に泣け。あと、泣いてるくせに鼻をかむ時だけ冷静な顔でキョロキョロするな。面白いけど(プッ)」
「豪田さん、声をかけるならまず『どうしたの?なんで泣いてるの?』でしょ(苦笑)」
「………………」
「ん?」
「………………………………」
「ん?ん?」
「………………………………………………チーン」
「鼻かよ!」

ずっこけたやりとりをそのまま書いているとキリがないので、西園寺が泣いた理由をさっさとお伝えします。要するに彼女は感動して、こらえきれずに泣いていたのでした。じゃあ、何に感動したのかというと、実際にフットサルをプレーしてみて初めてわかった「ある感覚」に胸を打たれていたのです。そう、西園寺は今回、運営スタッフでありつつも参加チームの1選手として試合に出ていたのです。

「去年は私、裏方担当で走り回っていたから、体験イベントには参加したけれど、試合は見ていただけなんです」
「そうだね。だから今回は絶対試合に出たい!と言ってたよね」
西園寺「私、こう見えても簡単に見知らぬ人と親しくなれるタイプじゃないんです」
「知ってる、知ってる」
「(キッ!)」
「豪田さん! で、西園寺さん、試合に出てみてどうだったの?」
「サッカーやフットサルなんて普段やらないから、もうそれだけでオドオドしちゃったし、試合が始まったらどの人がデフ(聴覚障がい)でどの人がCP(脳性麻痺)かわからなくなって、『声を出すべきなのかな、そうじゃなくて身ぶり手ぶりをするべきなのかな』なんて戸惑っているうちにボールが行ったり来たりして……」

第1回フェスタの記事を読んでいない人にはわかりづらいかもしれないので、あらためて「ごちゃまぜフットサルフェスタ」の説明をします。この大会には、障がい者サッカーの主要4団体すべてが正式に後援として参加しています。

日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は、視覚に障がいを持つ人たちがサッカーを楽しむための団体。
日本脳性麻痺7人制サッカー協会(JCPFA)は、脳性麻痺などが原因となって身体に麻痺を持つ人たち(CP)が独自ルールの7人制サッカーに親しんでいくための団体。
日本ろう者サッカー協会(JDFA)は、聴覚に障がいを持つ人たち(デフ)が行っているデフサッカーやフットサルの発展を目指している団体。
日本アンプティサッカー協会(JAFA)は、主に上肢、下肢の切断障がいを持った選手がプレーするアンプティサッカーという競技の普及・発展を目指す団体。
どんな障がいを持っていたって、スポーツは楽しい!……そういう志をともにする4団体です。

「それならば、健常者も一緒に輪の中に入っていって、みんな“ごちゃまぜ”でフットサルをしましょうよ!」と呼びかけ、活動を続けている任意団体「メリメロ(Meli Meloはフランス語で“ごちゃまぜ”という意味)」と豪田ヨシオ部とが出会ったことがそもそものきっかけでした。そうして始まったのが「ごちゃまぜフットサルフェスタ」というわけです。

だから大会当日は、参加者全員がランダムに選ばれた人たちとチームを組んでいきます。どのチームにも必ず、子ども、大人、男性、女性、健常者、障がい者、サッカー経験者、初心者がいるようにして、「はじめまして。一緒にがんばりましょう!」からスタート。チームメートになることで、わかり合い、協力し合い、ともに楽しんでいくことをコンセプトにしています。

もちろん、西園寺ばかりでなく、初めて参加した人は誰だって戸惑うのですが、メリメロのイベントに参加したことのある人たちや、各団体に所属するチームで選手として活動している人たちも大勢います。「障がいの有無なんて関係ない」ということを知っている人たちと過ごすうちに、戸惑いも消えていくんです。西園寺もどうやらそうだったようです。

「私は全然ヘタなんだけど、そんな私がボールをもらうと皆が必ず見ていてくれて、目でいろいろ語りかけてくれたり、身ぶり手ぶりで『こっち、こっち』って教えてくれたり……うぇーん、思い出じだらまだ感動じでぎだー
「西園寺くん、濁点つけすぎ」
「豪田さん、くだらない突っ込みで遊びすぎ」

西園寺がどうやら言いたかったのは、「つながる」ってことの素晴らしさ。たくさんの時間を使い、たくさんの言葉を使ってコミュニケーションしなくても、スポーツはアイコンタクトや動作や空気感で人と人とをつないでくれます。ほんの数分の試合中に皆がつながっていきます。試合に参加した人だけが共有できる「いま私たちは、どんどん1つになっている」という感覚を初めて経験した。だから彼女は感動したんです。

さてさて、チーム対抗戦がひととおり進むと、昨年同様、体験イベントの時間が来ました。2面あるフットサルコートを使って、ブラインドサッカーとアンプティサッカーをそれぞれ実体験していきます。

たとえばブラインドサッカーでは、2人1組になり、片方がアイマスクを着けた状態でのパス交換。ブラインドサッカー用のボールは中に鈴が入れられているので、位置を音で知ることが出来ます。そしてパートナーは手を叩いたり、声をかけたりして自分の位置を知らせます。そのコンビネーションがうまくいって、上手にパスが通ればいいのですが、そう簡単にはうまくいかない。今回も参加してくれた日本ブラインドサッカー協会の選手の模範演技がどれだけスゴイのか、実感しました。

日本アンプティサッカー協会からも、メキシコ遠征が近い時期なのに、日本代表クラスの選手が参加してくれました。体験参加者はクラッチと呼ばれる医療用のツエを両手に持ち、これと片足とで走ったり、蹴ったりを実体験。やっぱり、やってみてわかったのは、選手たちがどれほどハイレベルな技術の持ち主なのか、ということ。

「去年も参加したのに、やっぱりうまくいきませんでした」
「そりゃそうだ。どんなスポーツだって、最初から上手にできやしない」
「でも、他のスポーツと同じで、ヘタはヘタなりに楽しいんですよね」

と、ここで去年にはなかったエキシビジョン・マッチ、つまり特別試合が始まりました。イベントを仕切ってくれていたメリメロの広重さんが試合出場希望者を募ります。

広重さん「今から、アンプティサッカー現役選手チームと、対戦希望者チームで試合をします。出たい人は集まってくださ〜い」

実はこの日、ものすごい人が参加していたんです。エンヒッキ・松茂良・ジアスさんは、テレビやCMにも登場したアンプティサッカーの伝道師。日系ブラジル人として史上初めてアンプティサッカーのブラジル代表チームにも選ばれていた名選手なのですが、6年前に来日してアンプティサッカーというものの存在や面白さを全国に伝えていき、日本のチームが世界的大会に出場できるところまで育てていった立役者。この日もスーパーなプレーを次々に見せてくれていました。

「キャー!どうしよう、出たい、出たい。ヒッキさん(エンヒッキさんの愛称です)と試合したい!」
広重さん「じゃあ、希望者多数なので10分だけで交代ですけど出ちゃいましょうか」

ヒッキさんだけでなく、アンプティ・チームのテクニックときたら完全にプロレベル。そりゃあそうです、日本代表クラスなんですから。試合は開始からほんの数分で4-0と一方的展開。アンプティ・チームは間違いなく手加減していますが、レベルが違います。でも楽しいわけです。普段からサッカーやフットサルを楽しんでいる子どもたちや若者たちを筆頭に、皆がキラキラした目でプレーを見て、歓声をあげます。目の前で天才サッカー選手のヒッキさんのプレーを見られるんだから当然ですね。大人が3人がかりで囲んでもドリブルで楽々抜け出しちゃうし、コートの端からロングシュートを放ったら、小さなフットサル用のゴールに吸い込まれていくし……。とうとう最後はレフェリーを務めていた広重さんまでがガマンできずに……

広重さん「あ、あの、オレも出ていいっすか? いいっすよね。誰か審判代わって!」

そして、試合後……

「黒柴さん!見てみて!キラーン」
「おー、ヒッキさんとツーショットの記念写真だね。よかったねえ」
「うん!生きててよかったぁ!(ウルウル、ウルウル)」
「ちょっ、たんま、たんま。もう泣くのはナシ。最後の試合が始まりますよ!」

というわけで、今回も大成功!の「ごちゃまぜフットサル」でした。もちろん、第3回もやります! 日程が決まり次第、お知らせしますから楽しみにしていてください。今回参加できなかった皆さんも、次はぜひ参加して、試合に出てみてください。西園寺の様子が決して大げさなものじゃなかったんだってことが、わかるはずですから。

2014年10月29日水曜日

デコNisseを作ろう!そのために雑木も伐るよ、酒蔵もいくよツアー



デコNisseを作ろう!
そのために雑木も伐るよ、酒蔵もいくよツアー


森ライの12月の森づくりツアーは、恒例のクリスマスの妖精Nisser (ニッセ)
を作りです。
昨年に引き続き、造形作家の山下味希恵さんをお招きして、かわいいものを作りま
す。

もちろん、森づくり活動として、伐採と地ごしらえは鉄板作業です。
活動が終わったら地域の酒造屋さんにオジャマし、軽く酒蔵の見学と試飲をお楽しみ
ください。
もちろん、購入もできます。

【ツアー名】
●デコNisseを作ろう!そのために雑木も伐るよ、酒蔵もいくよツアー

【概要】
●ノコギリとナタ(希望者)を使いながらの、伐採と地拵え作業となります。
●現地到着後、ニッセの簡単な作り方の説明の後、森に入り材料となる木を伐りま
す。
その後、室内で山下味希恵さんと一緒にかわいいニッセを作ります。
●地元「土屋酒造店」の酒蔵を軽く見学、試飲、お買い物

【スケジュール】
■日時:平成26126日(土)※原則、雨天決行です。(合羽を着て作業します)

■場所:長野県佐久市大沢地区

■定員:45

■集合時間と場所:645分:集合/新宿西口センタービル前(東京都新宿区西新宿
1-25-1

■タイムテーブル(予定)
700分:出発
1030分ごろ長野県佐久市大沢地区・分教場に到着
●到着後、森へ移動し伐採と地拵え活動をおこないます。
1245分:分教場に戻ってニッセづくり
1400分:昼食(ソーセージを使ったデンマーク風ホットドッグなどで腹ごしら
え)
1500分:後片付け~バス出発
1530分:佐久市の酒蔵「土屋酒造店」に立ち寄り、軽く酒蔵見学と試飲、お買い
物をしてから東京に戻ります。
1610分ごろ:帰路
2000分ごろ:新宿西口着予定 解散

■もちもの
汚れてもよい服装、防寒着、軍手(イボイボ付き)、着替え、タオル、飲み物。靴は
動きやすいもの、合羽、常備薬(必要な方)、保険証、マイコップ。森ライの木の名
札(初参加の方にはお渡しします)。

■注意点
●バス降車後すぐに活動ができる服装でご集合ください。
●貴重品の管理は各自でお願い致します。
●靴は長靴を用意しました。ご希望あれば申込時にお聞かせください。
●革の手袋を用意しました。ご希望の方はお貸しいたします。
●寒い季節です。防寒着をご用意ください。
●森の中は基本禁煙です(山火事防止のため)。
●渋滞により、新宿に着く時間が遅くなることもございますので、予めご承知くださ
い。


■参加費
3,000円(お1人様あたり)

■申し込みの締め切り
1121日(金)
123日(水)までにNPO事務局へキャンセルの連絡(メールor電話)いただけな
かった場合、
全額3,000円をご請求させて頂きますので、予めご了承ください。
●定員を設けての開催になるので、ご都合がつかなくなった場合は早めにご連絡くだ
さい。

■申込
以下の申込フォームからご連絡ください。(グーグルフォームへ移動します)


この活動での森づくりは、長野県「地域発元気づくり支援金」、
国土緑化推進機構「緑の募金」の支援を受けておこなっています。

2014年10月24日金曜日

エゾシカ肉BBQから森をまなび、雑木伐採と地拵えで森にふれるツアー


エゾシカ肉BBQから森をまなび、雑木伐採と地拵え
で森にふれるツアー


11月はエゾジカ肉のバーベキューと森づくりの組み合わせの月。
7月のエゾジカカレーが諸般の理由から釜めしになってしまったので、お待ちかねの
人もいるかと。

今回からは、長野県佐久市大沢での新しいフィールドで森づくりを始めます。
めざすは、薪(たきぎ)がたくさん採れて地域のエネルギーとして使われていくこ
と。

11月はまだ動きやすい陽気ですし、晴れれば空気も澄んでいて最高の活動日和になり
ます。
今回もNPO法人伝統肉協会さんの協力を得て、エゾジカのバーベキュー。
いつもように∪字溝のBBQでなく、石崎代表など肉のエキスパートが焼いてサーブし
ます。


というわけで、以下に募集いたします。


【ツアー名】
●エゾシカ肉BBQから森をまなび、雑木伐採と地拵えで森にふれるツアー

▼詳細はコチラでも。
http://www.slow.gr.jp/event/2014/10/bbq-2.html

【スケジュール】
■日時:平成25年11月15日(土)※原則、雨天決行です。(合羽を着て作業します)

■場所:長野県佐久市大沢地区

■定員:40名

■集合
●6時45分:集合/新宿西口 センタービル前(東京都新宿区西新宿1-25-1)
http://p.tl/Xk5b

■タイムテーブル
●7時:出発
●10時30分ごろ到着
●10時30分~11時00分:オリエンテーションと森づくり場所まで徒歩で移動
●11時00分~13時30分:雑木の伐採と地拵え
●13時30分~13時45分:アジト(分教場)まで移動
●13時45分~15時15分:エゾジカBBQで交流会
●15時15分~15時30分:分教場の掃除
●15時30分ごろ:帰路(途中、道の駅にてお土産買い出しなど)
●19時00分ごろ:解散/新宿西口


■もちもの
汚れてもよい服装、防寒着、軍手(イボイボ付き)、着替え、タオル、飲み物。
靴は動きやすいもの、合羽、常備薬(必要な方)、保険証。


■注意点
●バス降車後すぐに活動ができる服装でご集合ください。
●貴重品の管理は各自でお願い致します。
●長袖、長ズボンが好ましいです。暖かい服装もご準備ください。
●靴は長靴を用意しました。ご希望の方はサイズを申込時にお聞かせください。
●革の手袋を用意しました。ご希望の方はお貸しいたします。
●森の中は基本禁煙です(山火事防止のため)。
●渋滞により、新宿に着く時間が遅くなることもございますので、予めご承知くださ
い。


■参加費
●3,000円(お1人様あたり)
●11月12日(水)までにNPO事務局へキャンセルの連絡(メールor電話)いただけな
かった場合、
3,000円をご請求させて頂きますので、予めご了承ください。
●定員を設けての開催になるので、ご都合がつかなくなった場合は早めにご連絡くだ
さい。

■申込期限
●平成26年11月5日(水)

■申込
以下の申込フォームからご連絡ください。(グーグルフォームへ移動します)
http://urx.nu/deSa


この活動は、長野県「地域づくり元気支援金」、
国土緑化推進機構「緑の募金」の支援を受けておこないます。

2014年10月21日火曜日

セラピーロードを歩き、建具工房でものづくりを学び、柴を掻いて森をつくる。森を感じるツアー



セラピーロードを歩き、建具工房でものづくりを学び、柴を掻いて森をつくる。
森を感じるツアー

【11/8-9開催】森との関わり方は多様です。普段は植えたり伐ったりの作業メインですが、今回は森のセラピーロードを歩き、建具職人からものづくりを学び、森林のなかで作業も行うという森を多面的に感じることができる内容を考えました。国産材の利用促進を提唱し、原木の仕入れから製材、乾燥、加工、販売までを一貫して手がける「卓越技能者 信州の名工」に選ばれている建具職人から大いに学びましょう。




■日時:平成26年11月8日(土)~9日(日)
※原則、雨天決行です。(合羽を着て作業します。)

■場所:長野県伊那市富県地区

■活動内容
●アカマツ林に溜まった落ち葉等を、熊手を使って取り除きます。
●ノコギリを使って除伐します。

■定員:25名

■集合
●6時45分:集合/新宿西口 新宿センタービル前
(東京都新宿区西新宿1-25-1)

■タイムテーブル(予定)
【初日/11月8日】
●7時00分:出発
●11時30分ごろ到着:昼食場所のAji-saki(http://aji-saki.tabe4.com/)に到着
●11時30分~12時10分:Aji-sakiにて昼食(洋食:肉料理)。身支度後、バスで移動
●12時10分~12時30分:森の現場到着
●12時30分~16時00分:作業手順等の確認後、森林学習とアカマツ林内の落ち葉掻き
等の整備
●16時00分~16時20分:Aji-sakiへ移動、バス乗り換え、入野谷へ。
●16時20分~17時00分:入野谷に到着。18時まで自由時間
●18時00分~19時00分:夕食(和会席料理)
●19時00分以降、自由時間、就寝
【2日目/11月9日】
●7時00分:起床、朝食後、身支度
●8時00分~9時00分:大芝高原へバスで移動
●9時00分~11時00分:大芝高原内のセラピーロードを散策(ガイド付き)
●11時00分~13時00分:食事と温泉
●13時00分~13時20分:有賀建具店へ移動
●13時30分~15時30分:有賀建具店にて工房見学とものづくり講座
●15時30分ごろ:帰路(途中、サービスエリアで休憩あり)
●19時30分ごろ:解散/新宿西口周辺

■もちもの
●汚れてもよい服装、帽子、軍手(イボイボ付き)、着替え(暖かさ必要)、タオル
類、飲み物、歯磨きセット。靴は動きやすいもの、合羽(レインウェア)、防寒着、
常備薬(必要な方)。保険証。
●バスタオルとフェイスタオル、歯ブラシ、浴衣が用意されています。
●お風呂にはリンスインシャンプー、ボディソープが用意されています。


■注意点
●バス降車後すぐに活動ができる服装でご集合ください。
●お部屋割は事務局で行わせていただきます。
●貴重品の管理は、各自でお願い致します。
●靴は長靴の用意はございます。ご希望の方はサイズを申込時にお聞かせください。
●革の手袋を用意しました。ご希望の方はお貸しいたします。
●寒さへの対策もご用意ください。
●森の中は、基本禁煙です(山火事防止のため)。
●渋滞により、東京に着く時間が遅くなることもございますので、予めご承知くださ
い。

■参加費:10,000円(お1人様あたり)

■申込期限
平成26年10月31日(金)
●11月5日(水)までにNPO事務局へキャンセルの連絡(メールor電話)いただけな
かった場合、
10,000円をご請求させて頂きますので、予めご了承ください。
●定員を設けての開催になるので、ご都合がつかなくなった場合は早めにご連絡くだ
さい。

■申込
以下の申込フォームからご連絡ください。(グーグルフォームへ移動します)
http://urx.nu/da6K

では、皆様からのお申込みお待ちしております。


この活動は「コスモ石油エコカード基金」、
「2013年度ドコモ市民活動団体への助成金」のご支援を受けて行っています。

2014年10月17日金曜日

「知らなかった自分」に会えた!「人材のプロと始めるひと味違う自己分析〜自分がわかれば社会が見える〜」部活レポート



こんにちは、黒柴です♪気持ちの良い季節になりましたね。
1010日(金)に、豪田ヨシオ部では「人材のプロと始めるひと味違う自己分析〜自分がわかれば社会がみえる〜」というイベントを開催しました。

今回のイベントは、「はたらくってどんなことだろう?」という大学生部員の声からスタートしました。
「豪田ヨシオ部の活動に参加してくれる素敵な学生諸君が、彼らの長所を生かして伸ばせる職場ってどんなところだろう」
「今の学生諸君が自分に合った企業をみつけていきいきと働くことができれば、日本の未来はもっと明るくなるんじゃないか」

そんな思いからたどり着いた先は、「自分を知る」ということ。
自分が周りからどう見られているか、どんな印象を与えているか。
自分の話している声を録音して聞いてみると、まるで知らない人の声のように聞こえることと同じように、外から見た自分には、自分の知らない面もあるものです。
「自分を知ること」が、「自分に合う仕事さがし」につながっていく。
「人材のプロ」からそう教わった僕たちは、自分を知るためのワークショップを行うことにしました。

実際に5~6人のグループに分かれ、ワークショップを通じて「自分からみた自分」と
「他者からみた自分」の違いを明らかにしてみたところ、
自己評価と他者の自分に対する評価が一致することはほとんどなく、驚きの連続でした。
僕もやってみたのですが、自分では「聞き役にまわるタイプ」だと思っていたところを、
他の人たちは「まとめ役にまわるタイプ」と評価してくれていたことがわかりました。
自分でも知らなかった長所や短所を見つけるきっかけになったので、本当に参加できて良かったです!
他の参加者の方々によるアンケートからも、
「他者からの評価を聞ける場所はなかなかないのでよかった」
「どのように自己紹介すれば、自分を表現できるか考えるきっかけになった」
「就職に限らず、これからの人生に役立つ内容だった」
など、今回のイベントがとても良い機会となったことがうかがえます。


「人材のプロと始めるひと味違う自己分析」の「人材のプロ」とは、今回のゲストである日本人材マネジメント協会 執行役員の武田行子さんのことです♪
日本人材マネジメント協会は、企業の人事部向けにセミナーを開いています。

そして、日本人材マネジメント協会では、
10月21日(火)18時45分より、あの日本マイクロソフト株式会社の人事本部長の方をお呼びして、
「マイクロソフトが目指すダイバーシティのアイコンカンパニーとは」
というセミナーが開催されます!
なかなかお会いできない方のお話を聞ける貴重な機会ですので、みなさん奮ってご参加ください♪
<詳しくはコチラ>

さらに11月6日(木)17時から、日本人材マネジメント協会主催で同社の品川本社見学ツアー<先着20名限定>も開催予定です!
人数に制限がありますので、お早めにお申し込みください。
<詳しくはコチラ>

そして、次回の豪田ヨシオ部一大イベントである1214日(日)の「第3回大学対校ゴミ拾い甲子園」もお楽しみに♪

いよいよごちゃまぜフットサルも明日に迫り、豪田ヨシオ部は今日も大忙しです!

これからも楽しくて気づきのある部活動を発信していきますので、皆さん応援よろしくお願いいたします♪

【特別企画のご案内!!】日本マイクロソフト社が目指すダイバーシティのアイコンカンパニーとは




日本マイクロソフト社のご厚意で日本人材マネジメント協会(JHRM)のコラボレーション企画として『働きやすさと快適さ』を実現しているオフィスを実際に、体験・見学ツアーを行います。

ダイバーシティや革新的な職場環境を深く理解するため、【HRカフェ】&【体験・見学】のダブルで贅沢にご用意いたしました!
管理・人事部門の実務者の皆様が知りたい「なかなか進めそうで進めない、ダイバーシティを踏まえたオフィスと働き方改革」について、どのような苦労や工夫をして乗り越えてきたのかを現場目線でざっくばらんに話していただける意見交換の場をご用意しております。ぜひ、この機会にお越しくださいませ!!
【HRカフェ】 日時:10月21日(火)18:45開場 19:00開演~21:00 終了後懇親会あり 会場:日本生産性本部 生産性ビル セミナー室 (JR渋谷駅 徒歩7分、渋谷区渋谷3-1-1)  申込:詳細はこちらをご確認ください。http://www.jshrm.org/event/hrcafe_5781.html
【企業体験・見学ツアー】20名限定!  日時:11月6日(木) 17:00-19:00  ※集合16:50:会場入り口  会場:日本マイクロソフト 品川本社  (JR品川駅港南口よりスカイウェイにて徒歩3分、京浜急行品川駅より徒歩6分港区港南 2-16-3 品川グランドセントラルタワー)  申込:詳細はこちらをご確認ください。http://www.jshrm.org/about_5964.html ご不明な点がございましたら、日本人材マネジメント協会 事務局 佐藤までお問い合わせくださいませ。(TEL:03-3409-1162)




2014年10月7日火曜日

vol.12 新部活スタート!目指すは「社会人×大学生=∞」

さて、今回は前回の特集の続き。豪田が「新しいお知らせ」を黒柴、西園寺に告げるシーンからスタートです。
「もったいぶらないで教えてくださいよ。新しいお知らせって何ですか?」
新しい活動をスタートする。これからの豪田ヨシオ部を支えていくような、まったく新しい種類の部活を皆で作る
「新しい部活? そんなの前から皆で考えてきたし、いくつも実行してきたじゃないですか」
「僕はてっきり、豪田ヨシオ部に新人の運営メンバーでも来るのかと思って期待しちゃいました」
「おぉ、そこも重要なポイントだ。新しい活動の内容について話す前に、メンバーの話をしよう。今、豪田ヨシオ部のメンバーって何人いる?」
「いやだなあ。始まったときからずっと僕ら三人だけですよ」
「部員っていう意味なら、イベント参加経験のある個人部員はすでに300人を超えていますよ。企業部員はまだ10社未満だけれど、少しずつ増えています。NPO部員についても、相互協力体制の団体さんや、一緒にイベントを作ってくれるグループが増えていますよ」
西園寺が報告した通り、豪田ヨシオ部は創立から2年足らずの間に、多くのかたに支えてもらえるようになりました。でも、豪田の表情を見ると、どうやらそういう話をしたかったわけではないようです。いったい豪田は何が言いたいのでしょう?
「行き当たりばったりな集団なのに、たくさん仲間ができたよな。それはめでたいし、感謝感謝!なんだが、そういう意味じゃなく、オレたちと同じように部活のアイデアを考えたり、実現するために行動してくれるような仲間もできただろ?」
「あぁ、ようやく言いたいことがわかりました。大学生の皆のことですね? たしかに『運営チームの実質的メンバー』という意味ならば、僕らだけじゃありません。今、だいたい10人くらいの大学生が、僕らと話し合ったり、行動をともにしたりしています
そうなんです。豪田ヨシオ部のサイトやFacebookページを見てくださっているかたは、なんとなく気づいていたかもしれませんが、サバイバルツアーやゴミ拾い甲子園など、過去のイベントをきっかけにして生まれた大学生の皆さんとのつながりが、新しい展開に結びつき始めているのです。

今では「部会」と呼んでいる話し合いの時間を1ヵ月に数回ペースで実施。「豪田ヨシオ部で何をすればいいか」を皆で議論したりしています。自由意志で参加してくれている大学生の多くは、社会貢献系のサークルを学内で展開している人たち。彼ら、彼女らのモチベーションになっているのは「単一大学内のサークルではできなかったことを、他大学の学生と協同しながら、黒柴や西園寺ら社会人も加わって、話し合っていける」ことの面白さや新鮮さです。それを皆が楽しみながら進めているのです。
「大学生とのこういうつながりって、なんとなーーく自然発生で始まっただろ? サイトでキッチリ説明したわけでもないから、前回の特集で黒柴も言っていたように『なんで大人の社会貢献活動部活のはずの豪田ヨシオ部にたくさんの学生が?』という疑問を持つ人も出てきた」
「そりゃあそうですけど、前回、僕が話したような理由を知れば、皆さんもわかってくれますよね?」
「そうよ。そもそも豪田ヨシオ部はオープンでゴチャマゼな集まり。『何でもあり、誰でも参加、企業もNPOも部員』をポリシーにしているんだから、問題ないはずです」
「その通りなんだが、実は違う種類の反響もあったんだよ。社会貢献活動に自発的に関わっている学生とふれあいたい、という要望を複数の企業の人からもらったんだ
「え? それって何ですか?」
「ひょっとしてスカウト?」
「企業と学生がふれあう」ということになると、西園寺だけでなく誰もが「就職・採用」がらみだとイメージしてしまいがち。もちろん、優秀な人材を求めている企業にとって、 志が高くて行動力もあるような優秀な学生は魅力的なはず。でも、豪田に寄せられた要望の声は、どうやらそういう狙いだけではなかったようです。
「なんていえばいいか、もっと純粋な欲求として、学生と話ができる場を求めている感じなんだよ。西園寺が思わず言った通り、社会人が学生とふれ合えるのって、面接とかだけだろ? そうじゃなく、本当の本音を語り合ったり、一緒に何か行動することで、彼らのことをもっと知りたいらしい」
「ひょっとして、社会貢献のことも聞きたかったり?」
「当たり! 自分の会社でも社会貢献活動を、と考えてはいるものの、なかなか動き出せない。だから実際に社会貢献活動を実行している学生たちから、経験者としての意見も聞きたいのだそうだ」
「それだったら、学生の皆も大歓迎するんじゃないかな。こないだも“部会”で女子学生の子が『なぜ私たちでもできることを企業がやり始めないのか不思議。いろいろ聞いてみたい』って言っていましたもん」
「それだよ!それ!それ!」
「社会人と大学生が向き合える場を、今まで以上に意識して作っていく……ということですか?」
「当たり! いやあ、今日はいつになく二人ともさえてるねえ」
西園寺「いいえ、私たちはいつだって豪田さんよりもさえています(キッパリ)」
補足説明をしましょう。今までも豪田ヨシオ部は、職業や立場や所属する組織を問わず、「誰でも参加できます」を貫いてきましたが、これからは「社会貢献活動に参加してくれる人」だけでなく「そういう活動を作る仲間」も積極的に増やしたいと思っています。ですから、これからでも「“部会”とかに参加したい」という学生さんや社会人のかたがいれば大歓迎しますし、同時に「社会貢献活動を作っていこうとしている学生たちとふれ合いたい」と希望している社会人、つまり企業のかたやNPOのかたがいれば、ぜひぜひ連絡して欲しいと思っているんです。
「具体的にどんな活動をしたり、イベントを開催したりすればいいか、まだ何も浮かばないけれど、なんだか今までとは違う新しい目的ができて嬉しいわ」
「たぶん、今すぐ僕らだけでわからなくてもいいんじゃない? だからこそ、大学生や、彼らと交流したい社会人の人たちと一緒に考えていけばいいんだし、そうして一緒にすごす時間に価値があるんだよ、きっと」
「社会人と学生を結びつける、というのも立派な社会貢献活動だよな!」
「ある種の『社会の窓』になるのね。私たちを窓がわりに使って、社会人は学生や社会貢献活動のことを理解し、学生は社会人や世の中のことを知る……なんかステキだわ。さっそく学生の皆にも知らせないと! あ、その前に……前回から言い続けているんですけど、豪田さん、早くチャック閉めてください! どんだけ開放的な人なんですか……あ、もしかして『社会の窓』に引っかけてチャックあけてたとか?……寒っ!」
おおおお、そういうオチがあったかあ、そうそう、その通り!ガハハハ
「ま、結局は単にだらしないオッサンだっただけでした、と(苦笑)」
というわけで、今後は「社会人×大学生」の新しい活動の行方についても、逐次お伝えしていきます。どうぞお楽しみに! そして、くどいようですが「活動を作る側」も経験したいかたは、どしどしご連絡ください!

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