2013年10月22日火曜日

復興支援のあり方って??

10/22/2013

こんにちは、街もすっかり秋めいてきましたわね、西園寺菫子です。
108日に、福島の復興支援を行っている団体・Link withふくしまの小檜山諒(こびやま・りょう)さんが豪田ヨシオ部に遊びに来てくれました。現在大学4年生ですが、とても落ち着いていてさわやかな方(イケメン♪)。豪田さんのように暑苦しい人とは大違いですわ…。

福島県猪苗代町出身の小檜山さん。都内の大学に通い、故郷にはあまり深い思い入れを感じるようなこともなく過ごしていたといいます。しかし、20113月の東日本大震災で被災した福島の状況を前にして、ふるさとに目を向けるべきなのではないかと感じ、自ら進んで福島で1ヶ月のボランティアに参加しました。
その後、2011年の終わりに知人の紹介でLink withふくしま(http://linkwithfukushima.jimdo.com/)の一員となりました。



20116月に設立されたLink withふくしまは、福島「で」何か支援をしたい!! 福島「に」何か貢献をしたい!! という想いを持つ団体や個人を結びつけ、福島の復興を進める団体です。福島に関心がある人、心が若い人、であれば年齢問わずどんな方でも参加できます。
昨年度は、福島に関心のある人、実際に復興支援をされている団体から、教育関係者、医師の方など、幅広くステークホルダーとなる方々を招いて、対話の機会を作るワークショップを行ったそうです。テーマは「子ども」。震災で様々な影響を受けた子どもたちの学習、心理的なケア、遊びなど、多くの活動が行われました。

また、小檜山さん個人は、今年の冬やGWに、人手の足りない福島県内のNPOへ東京の大学生の派遣を行ったそうです。移動保育や仮設住宅での遊び・学びを提供する団体のお手伝いをしたり、猪苗代の豊かな自然を伝えたりと、多くの「気づき」があるプロジェクトを提供しました。

小檜山さんとお話しする中で、彼の福島支援・復興に取り組む熱い想いや、姿勢を感じるとともに、私たちの情報不足、知識不足を強く感じました。

 誰しも程度は違っても福島に関心はある。それでも、実際に福島の復興はどうなっているのか、放射能のこと、今の福島に必要なこと…正確な情報や知識を得られないケースが少なくないのではないでしょうか。
私たちも含めて、中途半端な知識と情報で、広い福島県を「フクシマ」の一言でくくって考えてしまっているのではないかと気づかされました。
 
 小檜山さんが重視しているのは、どこで活動するかよりも、参加して何を考えたか、何に気づいたのかということ。それをシェアして深層心理にアプローチすることだそうです。
 これを念頭に置いて活動すれば、物事の本質に少しでも近づけるかもしれません。この意識は、社会課題を考え行動する私たち豪田ヨシオ部の部活にも必要なものだわと感じます。

 今回は、豪田ヨシオ部とLink with ふくしまで何か部活ができたらいいわね~、とお話に臨んだのですが、復興支援への関わり方について改めて考えさせられる機会となりました。東日本大震災から27ヶ月経った今、必要とされるのは、一人一人のニーズにあった支援なのだと、私、西園寺は痛感。
 復興支援が、支援を行う側の自己満足になってしまってはいけないわ。まず現地の生の声を聞くことが必要なはず。例えば、支援活動中の皆さんが疲弊しないようにバックアップすることも、私たちにできること一つと小檜山さんから教わりました。

 今必要なことをしっかりと聞き取った上で、小檜山さん、Link with ふくしまと一緒に部活動という形で復興支援を行いたいと考えています。

他にもNPOでインターンをされたり、個人でもボランティアに携わったりと、小檜山さんてさわやかな見た目に反して熱い方なんですね、素敵ですわ(ポッ///)
 豪田ヨシオ部とLink with福島のコラボレーション、乞うご期待。あなたの参加もお待ちしていますわ。


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