
企画から運営まで大学生の力で 恒例のゴミ拾い甲子園も第4回 |
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連続出場中の「あの大学」がついに悲願の初優勝! 大学ごちゃまぜ川柳コンテストも盛り上がり、たくさんの気づきがありました!! |
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埼玉県の奥秩父から東京湾に流れる荒川の河川敷を舞台に、2013年にスタートした「大学対校ゴミ拾い甲子園」も、6月14日(日)の開催でついに4回目を迎えました。 第1回 は2013年 12月1日に東京都葛飾区四ツ木橋付近で。 第2回は2014年 6月29日に同じく葛飾区四ツ木橋付近で。 第3回は2014年 12月14日に足立区西新井橋緑地公園野球場付近で。 これまでも多くのことに気づき、成果を収めて大成功。今回はこれまでよりも下流の江戸川区葛西橋付近を会場に、出場大学12校、参加人数180名以上もの大学生が集まりました。ついに累計の参加者数が500名を超えたのです。 朝方に激しく降った雨も午前9時頃には上がり、13時までに会場に参加者全員集合! |
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![]() | 「おお、天は我らに味方した。オレの日ごろの行ないが良いからだな」 |
![]() | 「ナニ寝ぼけたこと言ってるんですか!」 |
![]() | 「この“部活”を企画から運営まで仕切っているインターン生と、大学生ボランティアの皆さんの行ないが良いからですよ」 |
そう、豪田ヨシオ部では大学生のインターンを受け入れ、今年も新たに4名の男女ニューフェイスが加わったのです。まさに、大学生による大学生のための「ゴミ拾い甲子園」。 |
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![]() | 「はじめて私たち4名が深く関わった企画なので、ちょっぴり不安もありますが、楽しみながら多くのことに気づいていきたいと思います!!」 |
![]() | 「こんなにたくさんの大学生が集まって感激! 最寄駅から会場までの道案内を買って出てくれた大学生にも感謝です」 |
![]() | 「しっかりしてるじゃないインターン生」 |
![]() | 「みんなでギリギリまで準備に頑張ってましたからねー」 |
![]() | 「……今回はこれまでよりもさらに下流の河原なんです。それがどういう意味を持つのか、知らないでしょ? 知りませんよねえ! それはね、えーとね……」 |
豪田は会場に着くと、相変わらずの調子で何やら熱弁をふるっています。情報サイト「Nicheee!」さんが取材に来てくれたのです。 それを笑顔で見守る伊藤さん。伊藤さんの所属されている特定非営利活動法人・荒川クリーンエイド・フォーラムさんは第1回から今までゴミ拾い甲子園を全面バックアップしてくれていて、伊藤さん達には豪田ヨシオ部一同、大変お世話になっているのです。 |
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![]() | 「実は私たちのところにも取材が増えているんです。もちろんこの活動を20年続けてきて、目に見えるデータを残してきたから注目してもらえるんだ、という自負はあります。でも、やっぱりこうして若い人たちが定期的に大人数集まってゴミ拾いをして、という現象はまだなかなか例がないですね」 |
会場の河原には人の背丈よりも高いような葦(よし)や葦(あし)が生い茂り、オオヨシキリなど鳥のさえずりが。海に近いせいか、カニもたくさん見かけます。 |

そんな会話をしながらも、大会はスムーズに進行していきます。各チームはゴミの種類を分別して記録していきながら、燃やすゴミは赤いマークのゴミ袋、ペットボトルは緑のマークのゴミ袋、というように拾ったゴミを収めています。
ゴミの集積場所はほんの1時間足らずの内にゴミ袋の山となりました。赤い袋、緑の袋、青い袋、そして数々の粗大ゴミ。自転車まるごと1台とか、プロパンガスのボンベとおぼしきサビついた大きなかたまりとか、クーラーボックスや釣り竿、ポットやタイヤやヘルメットなどなど。 |

こうして、大学生参加者たちは今回も大きな成果を上げたわけですが、優勝者決定のための集計作業の時間を利用して、川柳コンテストをやることにしたんです。このアイデアを出したのは、インターン生の皆。初の試みでしたが、やってみたら意外なくらい盛り上がったのでした。もちろん川柳のテーマはゴミ拾いやエコ活動について。ゴミ拾いは大学対校で行ないましたが、川柳コンテストは、あえて大学ごちゃまぜのチームに組み直してトライしてもらいました。「せっかく同じ志を持つ人たちが集まるんだから、大学やサークルの垣根を越えて交流もしたい」という希望が、第3回までのアンケートで多かったのです。
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