2013年4月24日水曜日

はじめまして!豪田ヨシオ部です!!

はじめまして!豪田ヨシオ部です!!

はじめまして!豪田ヨシオ部です!! 「社会貢献は大人の部活だ!」──それが豪田ヨシオ部の合言葉。部長の豪田ヨシオ、副部長の黒柴くん、マネージャーの西園寺菫子(さいおんじすみれこ)をメインキャラに、個人、NPO・団体、企業の皆さんが手を結び、社会課題を少しずつでも解決していく場をつくっていきます。 オンライン上の情報発信や交流だけでなく、イベントやボランティア活動などリアルな「部活」を立ち上げていくことが豪田ヨシオ部の特長。社会課題の解決に取り組むことは、今困っている人のためだけでなく、自分のことや次の世代のためでもあると思うんです。“社会貢献は継続なり”、豪田ヨシオ部に集まる仲間と共に、「部活」を長く続けていける仕組みができたら、こんなに嬉しいことはありません。 まだWebサイトという入れ物ができただけ、足りないことだらけです。みなさんと共に、あちこち試行錯誤しながら成長していければと思います! 個人のみなさん、社会課題の解決に取り組むNPO・団体のみなさん、そして、地域社会との連携や社会的責任を考えた活動を行う企業のみなさん、豪田ヨシオ部への入部登録お待ちしております! 豪田ヨシオ部の部員はみんな仲間。楽しみながら社会課題を解決していく「大人の部活」を盛り上げていきましょう! これからどうぞよろしくお願いいたします! http://godabu.jp/ 豪田ヨシオ部 ...

2013年4月23日火曜日

Vol.01 キックオフ! 豪田ヨシオ部

Vol.01 キックオフ! 豪田ヨシオ部

営業畑一筋で「典型的な猪突猛進タイプ」と言われつつも、実績は上げてきた豪田ヨシオ。 彼が勤務するクリエイティブPRは社員数十名のいわゆる中小企業だけに、その存在感はデカい。 声もデカいし、態度もデカいが、粗っぽさもあって仕事ではヌケてる部分もデカい。 「だから愛される」という言い方もできなくはないが、とにかく常に目立つ存在の男である。 その彼が、この朝は出社するとそのまま真っ直ぐに社長室のドアをたたいた。 いや、本当はノックもせずに「おはよーございまーっす」と、雑な感じで入っていった。 「なんだなんだ?w またなにか面白い話でもあるのか? ニコニコ顔の社長。不器用だが情熱的な豪田のことを憎からず思っている。それを以前から感じ取っていることもあり、豪田も「直訴すれば通るかも」と考えたわけだが、その数分後……。 「そう簡単に言うな。ゴルフやテニスの部活をするのとはワケが違うだろ。そもそもオマエのことだから綿密な計画もないよな? だめだめ。帰れ、帰れ。仕事しろ」 即答で断られた。 さて、豪田は何を社長に進言したのか? 一言でいえば「社会貢献をするためのチームを社内に作り、公式な部活動として認めてほしい」という提案。彼がこうした提案をしようと考えたきっかけは2011年3月11日、そう東日本大震災だった。 社長を相手に食い下がり、経緯を説明する豪田。 彼が震災後に抱いた想いは、決して特殊なものではなかった。 多くの人が「自分にできることはないか。少しでも復興に貢献したい」と考え、行動に移していった。 豪田の場合、最初に訪れたボランティア活動の地で、その光景に衝撃を受けつつも、地元の人々や、ボランティア仲間との出会いがとても素晴らしいものだと感じたという。 「それがきっかけでした。うん。なんて言えばいいか、その、前から知ってはいたけれども、ちゃんと見ようとしていなかった問題ってのが、世の中にはいっぱいあるんだ、ということをね、考えちゃったわけです、がらにもなく」 復興支援に参加する。それだけの経験からも、たしかに豪田は「がらにもなく」いろいろと気づかされた。被災地に暮らすのは多くが中高年の人たちだった。 少子高齢化や過疎化という言葉を、久方ぶりにリアルに考えた。 少数の若者からは、復興の話ばかりでなく、老いた親や祖父母を介護することへの不安や、地域に不足する雇用の話なども聞かされた。 被災地から少し離れた地方都市へ行けば、震災前からさびれている様子が目に飛び込んできた。 地場産業の衰退、シャッター商店街、地域医療の問題……。 「でもネットで検索すると、意外にたくさんのNPOなどが、支援活動とか勉強会とかをやっているんです。震災があってからの2年間、そういうのにもいくつか参加したんです、がらにもなく。 それで思ったのが、 一人ひとりの1回ごとの支援も大切だけど、 『もっと無理なくみんなで継続していける仕組みが必要なんじゃないか』ってやつでして」 すると社長は、納得するどころか顏を赤くして本格的に怒り始めた。 「で、どうしろっていうんだ豪田? その大きな声でご立派なことを言ってるから、きっとドアの向こうで皆も聞いてるはずだ。『駄目だ』とオレが答えたら、『社長サイテー』ってなるかもしれないな。でも、やっぱり駄目だ。 社会の課題を解決できたら言うことないよな。でもな、中小企業の経営難って問題についてはどうなんだ豪田?社会貢献やCSR活動をする余裕がウチの会社にあるのか? 中小企業に関係あることなのか?」 と、いうわけで惨敗の豪田が席につくと、黒柴がやってきて、いつも通りに呑気なことを言う。 「なーんか、怒鳴られてましたね。前に言ってた社会貢献の部活の話ですよね? まあ、次がんばりましょう」 正直、こののんびりしたプラス思考にはムカっとくることもある豪田だが、今はなんだかありがたかった。すると、そこに真逆なキャラが登場。西園寺だ。 「なにやってるんですか。計画性なさすぎ。駄目すぎ」 いつもながらカチンとくる言いぐさなんだが、言い返す余力がない。 そう、豪田は案外、打たれ弱い。 「豪田さん、企画書、書いてないっすよね? あの社長の様子だとw」 あいかわらず呑気な黒柴に、豪田は 「いや、もう書いたって読んでくれないだろ」 と、打たれ弱いまま。すると西園寺がキリキリっと言い出した。 「 はあ?書いてもいないうちにあきらめるんですか?」 説教されてるんだか、励まされてるんだか、わからない会話を2人の若手としているうちに、とにもかくにも「書いてみよう」という結論に。...
Pages (49)1234567 Next

人気の投稿

Powered by Blogger.
 

© 2013 豪田ヨシオ部. All rights resevered. Designed by Templateism

Back To Top