2013年10月31日木曜日

Vol.8 リポート!!東京臨海サバイバルツアー!!

Vol.8 リポート!!東京臨海サバイバルツアー!!

「家にいるときに地震が発生。その時にとるべき行動は?」 「Dだ。『布団をかぶる』」 「ブー。正解はAの『倒れる可能性のある高い家具や、窓から離れる』」 「あ……そうか。次!次の問題!」 「ぷっ。予想通りとはいえ、正解率低いですねぇ豪田さん」 「そんなことはない。サバイバルツアーの当日ならもっと当てていたはずだ」 「はいはい、そうですね。買い出しに行って、クイズに参加できなくて残念でしたね。ぷっ。」 豪田ヨシオ部・第2回部活の「東京臨海サバイバルツアー」を終えた翌日、参加できなかったクイズ大会の問題にチャレンジしている豪田です。部活当日はあいにくの大雨でしたが、たくさんの参加者の皆さんとともに価値ある1日をすごしました。 ちなみにイベントの後半で実施したこの防災クイズは全23問。優勝者は近藤ゆたかさんでした。東日本大震災の被災地支援に参加したのがきっかけで防災に関心を持ち、今回も単独参加してくれた社会人の方なのですが、正解数はなんと18問。会場に向かう水上バスの船上や、会場の「そなエリア東京(http://www.ktr.mlit.go.jp/showa/tokyorinkai/index.htm)の中で、数々の防災知識をインプットした参加者たちではありましたが、クイズのレベルはかなり高いものだったんです。それにもかかわらずの18問正解。ちなみに西園寺は正解15問、黒柴は正解12問でした。豪田に「西園寺も黒柴も、主催者なのに間違えるなんてカッコ悪いねえ」とからかわれたのがきっかけで、こうして翌日になって当の豪田がチャレンジさせられることになっていたのです。結局、豪田が正解できたのはわずか8問……。 「くそぉ……なんか、ずいぶん難しいクイズだったんだなあ」 「ね? だから言ったでしょ(笑)。早稲田レスキューのみんなが作った問題だから、かなりマニアックな問題もあったんです」 「ふーん、なのに18問も正解する人がいるとは……」 「やっぱり、ただのお勉強会じゃなく、いろいろ経験しながらだったので無意識のうちにいろいろ記憶していたって皆さん言ってましたね」 「うん、そなエリアは楽しかったな。建物が作られた年代が震災の後は結構関係してくることとか、コンビニでできることがいろいろあるとか、勉強にもなった」 「バーチャルな体験施設とはいえ、ああして災害後の街が再現されているとドキドキしますよね」 「それをただ眺めて歩くんじゃなく、貸し出してくれたニンテンドーDSに表示された課題に答えていく形だったので、臨場感があって、『実際に被災した時にするべきこと』というのが自然に理解できました」 予告編でも紹介したように、そなエリア東京には震度6強の地震が起きたばかりの東京の街が再現されていました。参加者は被災者の1人となって、ニンテンドーDSに次々示される課題をチェックしながら「被災後の3日間」を疑似体験していったのです。 「そういえば! へへへ、DSのクイズのほうは何点だったっけ? 西園寺くん、西園寺くん、何点だった? オレは90点だったけど、いちおう合格点だからね。ケガもせずに3日間を生き抜ける、ってことだったぞ」 「キィ〜ッ!70点ですよ。でも、あれは……」 「いやいや、イイワケは許されんよ(笑)。70点は、たしか一応サバイバルできるけど、軽いケガを負う、という評価だ。うん、そんなことでは防災意識が高いとは言えない」 「悔しい!!」 「いいじゃないですか(笑)。採点の上下よりも、体験してどれだけ意識が高まるかが大事なんですから。それに、豪田さんは90点を自慢してばかりいますけど、僕らの部活参加メンバーの間じゃあ、ここでも100点満点続出でしたし(笑)」 「それは、あれだ、早稲田レスキューの人もいたし、学校で防災の勉強をしている人もいたし……」 「だーかーらー、点数のことはいいんです(笑)。でも、いろんなかたが参加してくれたから、体験後の交流タイムも楽しかったですよね」 そうなんです。たった半日のサバイバルツアーでしたが、初対面同士の交流会でも話が盛り上がって、次回部活の「ゴミ拾い甲子園」(http://godabu.jp/articles/index/710)への参加を希望してくれるかたもいました。 「なんだか、当事者のはずの私が言うのも変ですけど、ようやく豪田ヨシオ部っていう部活の面白さがわかってきた気がします。フットサル大会とか今回のサバイバルツアーとか、次のゴミ拾いとか、ほんとに部長の性格がそのまま表れて(笑)、毎回やることバラバラですけど、少しずつ人のつながりができてきていて……」 「あ、それは僕も同感。バラバラのことをやっているからこそ、いろいろなかたたちに出会えるし、そういうかたたちが次の未経験の活動にもリピーターとして参加してくれたら、きっと僕たち独自の輪が広がっていくよね」 「だろ? オレのネライ通りだ!」 「豪田さんは、いつもただの思いつきでしょ!仕事でもそう!だから一貫性がなくて……(ガミガミ)」 「……(おいおい、ついでに仕事のことまでツッコミを入れるなよ。怖えなあ)」 豪田の仕事ぶりはともかくとして、2回目の部活も成功した豪田ヨシオ部は少しずつですけれど、自分たち流の取り組みスタイルを見つけつつあります。3回目の部活ももうすぐ。ぜひぜひ成功させようと3者3様に意気込んでおります。 というわけで追加告知! 第3回・豪田ヨシオ部部活 優勝チームには初代チャンピオンの栄誉プラス豪華賞品!(かも) 「豪田ヨシオ部 with荒川クリーンエイド 大学対抗・ゴミ拾い甲子園」 ================================= 【主 催】 豪田ヨシオ部 【共 催】...

2013年10月23日水曜日

Vol.07 豪田ヨシオ部×荒川クリーンエイド・ フォーラム 大学対抗!ゴミ拾い甲子園!!

Vol.07 豪田ヨシオ部×荒川クリーンエイド・ フォーラム 大学対抗!ゴミ拾い甲子園!!

「くろしばくん、くろしばくん(ヒソヒソ)」 「なんですか? 豪田さん!」 「シィッ! 声が高い! あのさ、ヒソヒソ、ゴニョゴニョ……」 「え~!」 「だから声がデカいってば!」 「あ、すいません。マジすか? でも、言われてみれば確かに西園寺さんの様子が………」 声も身体も態度もデカい。それが豪田です。そんな男が昼日中に狭い社内でコソコソしていれば、かえって目立ちます。あっさり感づいて、こっちにやって来た西園寺。でもたしかに、豪田が黒柴に耳打ちしていた通り、いつもの西園寺とは様子が違います。 「なんですかあ? 私のウワサでもしているんですかあ?(ヘラヘラ)」 「あ~バレた(汗)……あれ? やっぱりいつもと違う。怖くない」 「豪田さんがね、『西園寺が恋をしてるゾ』って……」 「うわ、こら、黒柴、びっくりするくらい口が軽いな」 「キッ! 恋ですって? そんなもの私に必要ありません!(いつもの威圧感)」 「へ? そうなの?」 「でも、様子が変だったのは確かだよ。いい意味で、だけど(笑)。朝からずっと思いだし笑いしていたし、なにかいいことあったの?」 「わかります~ そうなんですよ、聞いてくださいよ!」 いつになくニコニコデレデレ顔で語り出した西園寺。『むしろいつもより怖いかも』とビビる豪田でしたが、ともあれ、西園寺の話をかいつまんでまとめると、こうなります。 昨日の朝、出勤前に自宅近所の川べりの公園へ散歩に出た西園寺は、川岸にペットボトルやレジ袋に入れられたゴミなどが大量に捨てられている情景に出くわし、悲しくなったのだといいます。少々のゴミならば、迷わず自分で拾おうとしたはずなのですが、一人ですぐに片付けられるような量ではなかったのです。「どうしよう」と気になりつつも、会社に向かわなければいけない時間になってしまいました。それでも、やっぱりゴミのことが気がかりです。そこで…… 「仕事を早めに終わらせて、また川に行ったんです。そうしたら、ゴミがすっかりなくなっていて(ニッコリ)。きっとウチの地元のボランティアかNPOのかたが片付けてくれたんだと思うんですけど、とにかく嬉しくて♪」 「なるほど、それで上機嫌だったんだね」 「みんなが共有して憩いに使う場所を平気で汚す人間がいることは許せないし(キッ)、結局なにもできなかった自分のことを思うと悔しいし(ショボン)、結構複雑な気分ではあるんですけど、やっぱり行動を起こしている人たちがいるのは嬉しいですよね(ニコニコ)」 >あ、だったら、次の豪田ヨシオ部の部活でゴミに関わることを考えてみようか? ね? 豪田さん? って、 あれ? いないし……」 翌朝……、出社早々に大声で黒柴と西園寺を呼び出した豪田です。 「当てる自信ありますよ。豪田さん、また自分一人で何か決めてきたでしょう?」 「私もそう思う。昨日、突然いなくなった理由って、仕事だけじゃないわよね?」 「ガハハハ! お見通しだなあ! 正解! 部活やるゾ」 「はあ? お見通しだからといって、素直に従うとは限りませんからね(キッ)」 「そうですよ、何をするのか教えてくれないと。僕らだって意見はあるんだし……」 「あ、そうか。ゴメンごめん。ゴミ拾いをやる。これなら賛成だろ、西園寺?」 「いいですね!...
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